ちびまる

未来に向けて日々奮闘。たまに、息抜き。

【ORIGINALS ~誰もが「人と違うこと」が出来る時代~】 その1

ORIGINALS 誰もが「人と違うこと」ができる時代 (単行本)

【ORIGINALS ~誰もが「人と違うこと」が出来る時代~】
こちらの本は、オリジナリティを発揮して、起業して成功している人達を科学的に調べてまとめた本です。

この本を手に取った目的

自身の将来を考えるヒントの一つになればと、本書を手に取りました。

メンタリストで有名なDaiGoさんの以下の動画で紹介されていたことが切っ掛けでした。

ニコ動版(有料)
内向的な人ほど【成功する起業法】〜科学が明かしたこれからの時代の社長の姿とは:メンタリストDaiGoの「心理分析してみた!」(メンタリストDaiGo) - ニコニコチャンネル:社会・言論
YouTube版(無料)
内向的な人ほど成功する企業法 - YouTube

動画内の主旨は、起業法として紹介されていますが、
当初は、自身の内向的な性格のメリット及び強みを認知するために、この動画を見ました。
強みを知るうちに、それを実際に生かし成功した人達のエピソードも知りたいと思い、購入に至りました。

PART1 変化を生み出す「創造的破壊」

◆あなたが「今、使っているネットブラウザ」からわかること


P.20~25、ここで紹介されていたのは、
「今あるもの」をそのまま使うのではなく、自ら行動を起こして、より良い選択を探し求める人ほど、
気に入らない状況があれば修正する能力が高く、
自発的に自分好みの環境に改善していくことがいる反面、
気に入らない状況すら現状を受け入れ、改善しない人もいるということ。



それを研究した結果、
低所得者層は一貫して、最高所得者層よりも「現状を支持する傾向がある」ということがわかり、
「現状による害を被っている人ほど、逆説的ながら、その状況に疑問を持ったり異議を唱えたり、はねつけたり変えたりしようとしないもの」と結論づけらたということ。


でした。
小難しく書いてあるけど、
要は、望まない状況にいる人ほど、“しょうがない”精神が強く、
現状を変えようとしない。あるいは、そう言ったエネルギーが低い。
ってことだと思います。



望まない状況にいるなら変えたいと思うのが普通じゃない?
って疑問に思うかもしれませんが、
その疑問についての研究結果も出ていて、
既存のシステムを正当化すると、心が落ち着くという「心の鎮静剤」的な効果がある。と述べられていました。
それが世界の「あるべき姿」であるなら、不満で心が乱されることがない。という思考回路だそうです。



要は、
みんな不満がありながらも、そこに疑問を持たず当たり前だと受け入れ目を背けることで不満を見て見ぬふりしているけど、
そこに疑問を投じることができれば、
“みんな”に該当する人達の見えない不満を解消することができる。
ということだと思います。



人の悩みを解消することで、お金が発生し、
ビジネスになると聞いたことがあります。

いち早く、当たり前に疑問を持ち、大勢の見えない不満に気付き解決策を見出した人が、新しいアイデアを生み出すのだと思います。



全自動お掃除ロボットのルンバもそれに該当すると思いました。
誰もが面倒だという不満を抱きながらも、「あるべき姿」だと思っていた“人が掃除をする”ということに疑問を持ったことで、
その不満を解消したい人達が便利だと思い購入し、ヒットに至ったのだと思います。

クラウドファンディングで世に出たもののほとんども
こういった経緯ですよね。

何か生み出すには、技術はもちろん“お金”が必要不可欠だと思ってたんですが、
クラウドファンディングを利用すれば、アイデアと協力者だけで実現可能なんですよね。
金銭的な不安点だけでなく、出資者=消費者であることから、需要の不安点も解消され、尚且つ消費者がファンとなってクチコミで拡散してくれる。



このブログを書きながら、クラウドファンディングがふと頭を過ぎったんですが、
本書を読んで得た可能性+問題の解消に至るシステムの存在から、
まだ読み始めて数ページですが、既に本書のタイトルどおり
“誰もが「人と違うこと」ができる”可能性を感じワクワクしました。


明日以降、読み進めるのが楽しみです。

【ORIGINALS ~誰もが「人と違うこと」が出来る時代~】 その2 - ちびまる
に続く。

ORIGINALS 誰もが「人と違うこと」ができる時代 (単行本)